

春の上高地が一番おすすめな理由
上高地にはこれまで春・夏・秋と3回訪れましたが、私のおすすめは断然「春」です。
春の上高地では、雪の残る穂高連峰と、芽吹いたばかりの新緑のコントラストが本当に美しく、歩いているだけで心が洗われるような気持ちになります。
夏は観光客が多く、秋は紅葉が見事ですが、春の澄んだ空気と涼やかな風には格別な魅力があります。


上高地へのアクセス方法他
上高地はマイカーで直接入れないため、アクセス方法を事前に確認しておくことが大切です。 私のおすすめは、沢渡(さわんど)まで車で行き、そこからシャトルバスに乗り換えるルート。
公共交通機関の場合は、松本駅または高山駅からバスで向かうこともできます。
長野県側からはアルピコ交通上高地線の新島々駅から路線バスが利用出来ます。新島々駅は路線バスの拠点で、アルピコ交通のバスを多数見られます。車利用だと駐車が厳しい場合があるので、鉄道利用の特権です。前回、アルピコ交通上高地線利用時(当時の社名は松本電鉄)、新島々駅では首都圏では見かけくなったバスを多く見られました。


また、東武伊勢崎線や東京メトロ地下鉄日比谷線でお馴染みだった東武20000系を改造した20100形が上高地線で活躍を始めました。東京での活躍時代と比較するのも面白いかもしれません。
岐阜県側からは高山を起点に濃飛バスが利用出来ます。
沢渡・平湯の駐車場情報と混雑回避のコツ
車で松本方面から行く場合は「沢渡駐車場」、高山方面からなら「平湯駐車場」に車を停めてバスに乗るのが一般的です。


渋滞回避のポイント
ゴールデンウィークや夏休みは特に混雑するので、平日や朝早い時間帯の利用をおすすめします。春や秋の平日なら、比較的空いていて、ゆっくり散策できます。
おすすめバス下車ポイント&ハイキングコース
私は「大正池」でバスを降りて、そこから梓川沿いに歩いていくルートを選びました。
モデルコース(約1.5〜2時間)
大正池 → 田代池 → 河童橋 → 上高地バスターミナル
途中では野生のニホンザルと出会えることもあり、自然観察も楽しめます。




上高地バスターミナルの便利さと見どころ
上高地バスターミナルは、観光の起点でもあり、帰りのバスの始発でもあるため、座って帰れるのが嬉しいポイント。
長野県側のアルピコ交通は勿論、岐阜県側の濃飛バスもやってきます。
また、観光バスやツアーバスが多数乗り入れていて、バス好きにはたまらないスポットです。私は思わず写真を何枚も撮ってしまいました!


当日の天気と体験談
この日は雲ひとつない快晴!
青空の下、清らかな梓川と穂高連峰の絶景を満喫できました。春とはいえ日差しは強めなので、帽子やサングラスがあると快適です。 次回は早朝に明神池まで足を延ばし、朝靄の中の幻想的な風景を撮ってみたいと思っています。
明神池等については上高地公式ウェブサイトで確認出来ます。
上高地に行く前に知っておきたい持ち物・服装
- 防水スニーカー(遊歩道は泥濘があったり、梓川のほとりに降りる際に)
- 羽織れる上着(朝晩は冷え込みます)
- 折りたたみ傘
- 帽子・日焼け止め・サングラス
- 飲み物・軽食(ベンチも多くて休憩しやすい、また飲料代も平地に比べると高め)
- モバイルバッテリー(数時間は充電出来る環境と無縁になります)
- 一眼レフカメラ(景色は勿論、様々なところから集まるバス記録用に)
- コンパクトデジタルカメラ(最近はスマホ一つでも済みますが、バックアップを兼ねて複数媒体で記録用に)
上高地は標高1,500mなので、春でも日陰は肌寒く感じます。気温の変化に対応できる服装がおすすめです。
まとめ
春の上高地は、新緑と残雪の絶景が楽しめる最高のシーズン。
マイカー派でもスムーズにアクセスでき、初心者でも安心して散策できます。 自然を満喫したい方、写真好きの方には特におすすめ!
ぜひ、春の上高地を歩いてみてください。
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